チャクラは本来、個々に特徴があり【性質】という物が【火→風→雷→土→水】と五つ存在し、そのチャクラを練って使用される忍術が【火遁】【風遁】【雷遁】【土遁】【水遁】と分けられこれを【五大性質変化】といい、個々に生まれ持った遺伝的な性質がありその性質を用いた忍術がその者の得意忍術となる。
うちは一族が火遁を得意忍術とするのがもっとも良い例、もちろん後から他の性質を習得することも可能である。
五大性質変化の優劣関係
優劣関係とは五大性質の中でも【火→風→雷→土→水→火】の順のように優れている方と劣っている方が存在していて【風】は雷に強いが火には弱いということです。
例えば、作中でもあったデイダラvsうちはサスケの戦闘中にデイダラの起爆粘土にサスケの雷遁のチャクラを流した串みたいな矢を放って刺していたのだが、その分だけ起爆しなかった。
起爆粘土は土遁になるのでこれは間違いなく、優劣関係があるといえる。
だが、水月は主に水遁忍術しか使えないし自身が水化するので雷遁は苦手と言っていて、そこは現実と同じように水は電流を通すので弱いようだ。
しかし、これがまた奥が深くて優劣関係にあったとしても術者のレベルや使い方でも大きく左右される。
正直言って同じ規模の水遁と火遁をぶつけて消化されるのであれば、火遁の方が上回っているのが事実ですが、作中ではよく互角で消化…的な場面があります。
【血継限界】での性質変化の派生
血継限界(けっけいげんかい)とは幅広く、写輪眼などの瞳術から木遁忍術などたくさんあるが瞳術は写輪眼、白眼など眼を持ってないと出来ない術なので、今回はその中でも瞳術を除いた血継限界での性質変化を深堀りします。
まず、先ほども説明したのですが【火遁】【風遁】【雷遁】【土遁】【水遁】と基本となる五大性質変化があります。
例えば、血継限界となるには水遁+風遁=【氷遁】という組み合わせが必要となる。
血継限界は難易度が非常に高い忍術となるので上忍でも習得が難しいとされている。
他にも色々ある中でも、木遁はかなり優れた忍術であるが事実上この性質を生まれ持ったのが初代火影・千住柱間だけで、ヤマトも使えるがこれは生まれ持ったものではなく大蛇丸の実験体としてたまたま拒絶反応を起こすことなく成功したからでかなりのレアケースであり、柱間特有の忍術と言えるだろう。
血継限界の上をいく【血継淘汰】
実は、血継限界のさらに上の血継淘汰(けっけいとうた)というものがあり、これは3つの性質変化を加えることで扱える忍術。
例えば、三代目土影・オオノキは【塵遁(じんとん)】という血継淘汰を扱うのだが、これは土遁+風遁+火遁を組み合わせた高難易度な忍術となる。
【原界剥離の術(げんかいはくりのじゅつ)】といって半透明の立体的なブロック状のものを両手の平から出し、その中に物体を入れたり、ビーム状にし物体にぶつけたりでき、術をかけられた対象物は分子レベルで粉々になるといったかなり強力な術となっている。
このように、五大性質変化という基本性質があるが、瞳術や特殊なもの以外は組み合わせ次第で様々な派生した術を使えるようになる。
ただし、上忍でも習得がかなり難しいといえる。
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